香典返しの基本
香典返しとは?
香典返しとは、葬儀の際に頂いた香典へのお礼として、礼状と品物を送ることを言います。
香典返しはどのようにして行う?
近年、香典返しはデパートや専門業者などが代行サービスを行っており、それらを利用して行うのが一般的になっています。
香典返しの時期
仏式の場合、香典返しは通常忌明けとなる四十九日に合わせて行います。また、神式の場合には五十日以内に行います。(キリスト教の場合には香典返しという習慣がありません。)
また、最近ではあらかじめ香典返しの品物を購入しておき、葬儀や通夜において香典返しを行う「即日返し」という返し方もあるようです。
香典返しの割合
基本は「半返し」
香典返しは、通常「半返し」と言って、もらった金額の半分金額に相当する品物を送るのが基本です。
割合はケースバイケース、「三分返し」や「全返し」も。
しかし、最近では香典返しの割合は多岐にわたるようになってきています。
基本的には半返しですが、最近の相場としては三割分の品物とする「三分返し」や、地域によっては全額を返す「全返し」、また人によっては半分以上のきりの良い金額の品物を送る場合もあります。